2009年10月 1日 (木)

高橋 克彦

高橋克彦の時代小説を3冊続けて読んだ。結構面白かった。

1冊目は「だましゑ歌麿」、このシリーズはいわゆる同心ものなんだけど、

ここには何と長谷川平蔵が出てくる。まぁ実在の人物だから有りうる話だけど

長谷川平蔵といえば鬼平犯科長。池波正太郎さん。もちろん全巻、しかも何度も

読みました。そしてドラマ化された役者は中村吉右衛門。もう大大大好き。

ところがこの本の中では平蔵はあまりよくない人なのだ。読んでいて、何だこれは、

やな感じ!長谷川平蔵がそんな悪い人のはずがない!!と思い、

この作者は日本中の池波ファン、長谷川平蔵に喧嘩を売っているのか!!

途中で止めようかと思ったくらいだ。

何となくその部分以外は面白かったので読んじゃったけど。

そして2冊目は「おこう紅絵暦」、これも面白かった。

さらに3冊目は「春朗合わせ鏡」。この春朗とは、葛飾北斎の若い頃の名前

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ちょっと写真が暗かったけど、私はこれが一番好きだ。

高橋克彦の本ってはじめて読んだけど、なかなか読みやすくて、オススメ。

長谷川平蔵の悪口は頂けないけどね。

今、藤沢周平の未刊行短編集を読み始めた。これについてはまた後日。

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2009年3月10日 (火)

danchu

久々に、「danchu」を買った。電車の中吊り告知を見て思わず書店に走った。

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「danchu」はいわゆるグルメ雑誌。「男子厨房に入らず…」からきているらしいが、

たまに買う。今月のテーマは「丼」と「焼きそば」。総力2大特集とある。

この本はタイトルも良い。今月は「うまい丼が食べたい」と至って普通であるが、

バックナンバーには「オムライスの純情」や「きのこに惚れた」なんていうのが

あって、すごくいい。なかなか浮かばないタイトルだ。

そして、丼では「東京の本当にうまい店集めました。」「丼百景」で銀座の天亭が

掲載されていた。嬉しい。天亭の天丼、威風堂々とある。ご主人も載っている。

自分のお気に入りの店が載っているのは嬉しいことだ。

丼では、親子丼、カツ丼、海鮮丼と丼界の大所が載り、さらに小鰯丼、

イカのづけ丼、シラスのシャキシャキ丼、白身魚の胡麻風味丼まで

もう倒れそうに美味しそうだ!!

そしてもう1つの特集は「焼きそば」

ここでは、「danchu的中華炒麺極意五箇条」として、

1、焼きそばは麺が命、麺が旨さを決めると思うべし。

1、麺は炒めるのではない。焼きこむのだ。

1、油を恐れるなかれ、強火で焼けば油は抜ける。

1、忍耐と穏やかな心を持ち、不必要に麺をいじることなかれ。

1、下ごしらえは入念に、火をいれたら、風のごとく手早く行うなかれ。

これが五箇条である。家庭の蒸しやきそばでも10倍旨くなるそうな。

何だか無性に作りたくなってきたーーー。

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2009年2月14日 (土)

三国志

三国志13巻、読み終わった。読みやすかったし、面白かった。

これで映画レッドクリフも楽しみになった。読んでいてわかったけど、レッド

クリフ、赤壁の戦いだったのね。気づくの遅いわ。我ながら。

今回は友達から借りて読んだので、やはりこれは買っておきたい。

面白かったけど、やはり西遊記の方が好きだ。

先日、ダイヤモンド地下街で古書祭をやっていて、古い西遊記を手にいれた。

これは嬉しかったな。このメチャメチャ古くさい装丁。どうも指をさしているのは

悟空らしい。どうみても八戒だろう。悟空はもっと可愛く描いてくれなきゃ。

でも楽しみ。じっくり読もうっと。また岩波の方を読みたくなっちゃうかも…。

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2009年1月21日 (水)

三国志

今、北方謙三の「三国志」読んでいます。今4巻目。

三国志は大昔に読んで途中で挫折した覚えがある。

難しいし、やたらと色々な人や地名が出てきて投げ出した。

仕事の仲間で、やはり読書が趣味のYちゃんから絶対面白いからと勧められ、

お借りした。全12巻。この人とは本の趣味があう。ということは熱海に住む

Mちゃん。絶対気に入ると思うよ。読んでみて。(突然の呼びかけだけど)

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北方謙三は、ハードボイルドのイメージ。昔何冊か読んだことがあるけど。

出だしが印象的。ワンパターンなんだけどね。本の題名は忘れたけど、

覚えているのは、「牛のような男だった。」

今回はどうだろうと、1冊目を開くときはワクワクした。

そして今回の出だしもやはり、「草原が燃えていた。」 妙に納得。

内容はとてもわかりやすくて面白い。はまっている。

一番好きなのは、関羽。赤兎馬に乗る関羽。向かうところ敵なしという男

今、まだ4巻目、赤兎馬は関羽の元にきていない。

呂布との別れはとてもよかった。感動した。実は泣いた。泣けた!

この馬が関羽の元にくるのか、この馬の子どもが来るのか、

これからのお楽しみ。この名馬中の名馬に関羽が乗る日が待ち遠しい。

そしてかの軍師、諸葛亮孔明もまだ出てきていない。これからどんどん面白くなりそう。

そういえばレッドクリフで金城武が孔明を演じている。これも見ないと。

去年の暮に会社のインフォメーションのYさんに「西遊記」を貸した。

これは全10巻。とてもはまって、喜んでくれた。

絶対わかってくれると思ったので、これはこれで嬉しかった。

ところで、今日たまたまTVKをつけたら、何と三国志がやっていた。

しかも関羽様!とても私のイメージ通りの人で嬉しかった。また見てみようっと。

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2008年9月 2日 (火)

有吉 佐和子

最近、読む本がなくなって、昔の本を引っ張り出して読んでいる。

Ts3i01080001_2  ちょい、写真がよくないけど…。

 「開幕ベルは華やかに」お芝居の話なんだけど

 面白い。舞台の作家が狂言まわしの役割で

 大御所の俳優が2人でるが、なるほどこういう

 世界なのね。って感じで、この本はミステリーでも

 ある。殺人事件もおきてしまうのだ。

 有吉佐和子にしては珍しい。

これに続いて今読んでいるのが、木瓜の花。これは芝桜の続編。

芸者さんの話だ。昭和36年頃の話。これが何とも面白い。

どこかユーモラスでもある。芝桜も探したけど、どこかに入っているらしく

見つからないので、とりあえず「木瓜の花」から読んでいる。

何度も読んでいるので、ストーリーもわかっている。でも面白い。

芝桜は買ってこようと思う。それから恍惚の人あたりに進んで

そして不毛地帯。最後に「悪女について」かな。

有吉佐和子の本では、この「悪女について」が一番好きだ。

こういうのを書かせたら天下一品。早世したのがホントに残念。

 

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2008年4月14日 (月)

量刑

夏樹静子さんの「量刑」を読んだ。実は前に読んでいるのですが、これは傑作。

最高に面白い。2度目なのに面白くて電車を乗り過ごしたほどだ。

Ts361519_2 いわゆる裁判もの、ある殺人事件と

その裁判を担当した裁判官を巻き込む

事件。かなり突飛な話だけど、

丁寧に書かれているゆえか、

違和感はない。

途中は先を急ぎすぎて、すっとばしながら

読み、結末がわかってから、もう一度

読んだ。ホントおすすめです。

だいたいこの人の本ははずれがない。宮部某なんか、摸倣犯の後は

全然面白くないものね。「誰か」とか「ブレービングストーリー」だっけ?

もう駄作と言わせてもらいたい。すぐにBOOK OFF 行きだ。

摸倣犯の第2弾も読んだけど、どうということもなかったし。

あーーこんなところで悪口書いちゃうと、どこかからお叱りを頂きそうだけど

まあ、とにかく量刑は面白いです。暫くしてまた読んで、また電車乗り越し

ちゃう。きっとそうなるだろう。

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2007年11月 3日 (土)

西遊記

Ts361121 Ts361123 平岩弓枝さんの

西遊記。

今までで一番美しい

西遊記とある。

西遊記は私の

大好きな本。

しかも挿絵は

蓬田やすひろさん。これはやっぱり欲しい。

この挿絵の悟空はカワイイ!たまらなくカワイイ。

でも本の中の悟空はちょっと健気すぎるし、優しすぎる。平岩弓枝さんの

本は昔よく読んだけど良い人、悪い人がかっきりと別れる。

ヒロインは限りなく美しく、限りなく心栄えもよい。悟空もこの路線である。

御宿かわせみ調の文章(どんな文章だ?)も何となく気になるところだ。

小説だから良いのだろうけどね。

Saiyuuki3

比べるべくもないけど、

私が一番好きな西遊記はこれ。

前にも書いたけど、岩波文庫

から全10巻。呉承恩作

李卓吾先生批評西遊記の全訳。

三巻までは小野忍氏訳。

その後中野美代子氏が継承され

訳している。この辺はきっちり書いておかんと。

以前間違えてご指摘を頂いた。この本から仏様、仏像に興味を抱くように

なった。有難い本なのである。何度読んでも深いのである。今回平岩さん

の西遊記を読んで、「ん?」と思ったので、また読んじゃった。

10巻目だけだけど…。

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2007年8月 1日 (水)

プリズンホテル

Ts360908 浅田次郎の「プリズンホテル」を読んだ。

前から噂は聞いていたが、「憑神」が面白くなかった

のでどうかな?と思いながら4巻あるうち1巻だけ

買って帰った。読んでみたら、面白くて、慌てて

残り3巻を買いに走った。夏、秋、冬、春とある。

極道小説とでもいいましょうか。

プリズンは刑務所である。極道小説で一躍有名

になった、偏屈ものの小説家が主人公なんだけど、その叔父にあたる極道の

親分の経営するホテルが舞台。奥湯元あじさいホテルという風流な名前だが、

実はこれが任侠団体専用ホテル、これから出頭し、服役する極道、出所した

極道のための憩いの宿である。そうと知らずに泊まってしまう一般客もいる。

一癖、二癖あり面白い。

最初にホテルの案内図や注意事項が載っているが、

●情報収集には万全の配慮を致しておりますが、不慮のガサイレ、

突然のカチコミには冷静に当館係員に指示に従ってください。

●館内ロビー、廊下での仁義の交換はご遠慮下さい。

突然のカチコミ、殴りこみのことらしいが、随所に極道用語が散りばめられて

いる。面白くてあっという間に4巻を読み終わったが、4巻目には、府中で

懲役52年をくらった極道が出てくる。放免になり、看守達に、

「ならお役人さん、小俣弥一これにて、とくとくめぇりやす。一天地六の

賽の目稼業…ひぃふうみぃと数えれば50と2年のなげぇ努め、…また中略

お名残惜しうござんすが、これにてご免こうむりやす」なんて長い仁義を切る。

この大時代の様子が良い!好きだ。52年も入っていれば浦島太郎状態である。

たばこの販売機の前で、「あさひ」を探すもあるはずもなく、弥一は「これは洋モク

ばかりでござんすね。進駐軍専用でござんすか。」すっかり感化されてしまって、

今日歯医者に行ったのだが、脳天にひびく虫歯の治療に

先生、もうその辺で勘弁してくだせぇーー

と懲役52年の弥一になり、心の叫びを発していた私である。

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2006年11月 8日 (水)

読書の心

東野圭吾の「手紙」を読んだ。

Ts360318 ずっと時代物を読んでいて、

久しぶりに現代に戻った感じ。

これは強盗殺人を犯した兄をもつ

弟の話。両親のいない彼が高校生の時に

事件は起きる。バイト先、就職、結婚と

その時々で兄の事件が知られ、人から

謗られ、疎まれていく。

そんなどん底の中で、獄中の兄から手紙が届く。

毎月送られてくる手紙はややお気楽なものだ。

世間の荒波に苦悩する弟は兄との決別を期するが…という感じ。

苦悩の中、主人公がめげずに頑張る姿が救いだし。涙ものだ。

映画化されるらしい。

これを読んで思い出したのが乃南アサの「風紋」これもよかった。

こちらは高校生の女の子が主人公で、自分の母親と担任が不倫の果てに

担任の先生に殺されてしまい、残された家族の苦悩の話、これには続きも

あってそれが「晩鐘」。この乃南アサの作品は描写がすごい。そしてこの人

の本は失敗?がない。音道貴子刑事シリーズは傑作だし。

宮部みゆきも面白いけど「読んで損した」というのがたまにある。

最近はその傾向が多いように思う。「ブレイブストーリー」、「誰か」は

全然面白くなかった。敢えて酷評するけど…。

最新作「名もなき毒」ももう1つだった。

私の中では「摸倣犯」が一番面白かった。あとは横山秀夫が好き。

今また時代小説に戻っている。何だか落ち着くのね。、

Ts360320 この前まで宇江佐真理を読んでいた。

この人の本は面白い。

髪結伊佐次シリーズから始まり

最新作「ひとつ灯せ」これも面白かった。

それから諸田玲子、今「天女湯おれん」

を読んでいる。しばらく時代物が続きそうだ。

私にとって本は欠かせないものだ。

電車の中、夜寝る前、そして夜中目が覚めても読む。

友達と旅行に行くと、不思議がられるけど、とにかく本がない生活は

考えられない。母親も同様で、彼女がせっせと買ってきたり、図書館で

借りてくる。ありがたい存在なのだ。

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2006年6月 7日 (水)

真田太平記

Ts360026_1 池波正太郎著「真田太平記」全十二巻を読み始めた。

まだ六巻目だけど、面白い。

真田昌幸、信幸、幸村と真田忍びを題材にしているが、

文中には、忍びばたらき、忍び小屋などの池波さんの

特有の造語が出てきて、まさに池波WORLDなのである。

連絡と書いてつなぎと読ませるのは、鬼平犯科帳などで

おなじみだ。ここでは真田忍びを草の者と呼ぶ。何とも味がある小説だ。

昔読んだ本で、誰の本だったかも題名も忘れちゃったんだけど、忍者の話

で「乱波でござる」ってなぜかそのフレーズだけ頭に残っている。

らんぱじゃなく、らっぱと読むんだよね。色々な呼び名があるのね。

忍者ものは面白い、今佐助がちょうど十五歳。既に一人前の忍びに

なっているんだけど(これもいちにんまえとは読まず、ひとりまえと読む。)

彼が猿飛佐助のモデルなのか。まだ六巻。これから関が原の戦いに突入

する。あっという間に何十里も走破したり、闇に溶けるように消えてみたり、

草の者たちの活躍がおもしろい。

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2006年5月27日 (土)

シェエラザード

徳川家康から一変、浅田次郎のシェエラザード上・下を読んだ。

太平洋戦争中に米潜水艦により撃沈された「阿波丸」を主題に書かれて

いる。この中では豪華客船「弥勒丸」となっているが、面白かった。

浅田次郎といえば麻雀放浪記だろうと思ったら、阿佐田哲也だった。

アサダ違いだ。

浅田次郎の本は鉄道員くらいしか読んでいない。哀愁漂う短編小説だった。

今度プリズンホテルでも読んでみよう。でもその前に真田太平記だ。

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2006年5月24日 (水)

10万円貯まる本

同じ本でもこちら10万円貯まる本

面白そうなので購入してみた。

本を開くと500円玉が一枚づつおさまるようになっている。

1ページで1万円貯まるのだ。しかも日本一周という設定。

世界一周編もあるけど、絶版で手に入らない。

これも絶版のようだったけど、ネットショップ【TSJ】で手に入ります。

とりあえず日本一周からやってみるか。

でもまだ1枚。日本橋だ。先は長い…。

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2006年5月23日 (火)

徳川家康

Ts360001 山岡荘八の「徳川家康」全26巻を読んだ。

もう何度目かですが、大作は結構疲れる。

最期家康が倒れたときに秀忠に

「この世のものは、人の命も体も何もかも借り物、大切に

預かって、私してはならぬ」みたいなことを言っているんだ

けど、なるほど。最近年のせいか妙にこういう言葉に感銘を受けるんだよね。

まあこれは小説だし、わからないけど、でもひたすらに泰平の世を望み、

望まぬ戦をし生きた人だったのね。

最期はめちゃくちゃだった秀吉とはちと違う。

家康っていうと、喰えないたぬきおやじのイメージだな。

最期は茶屋四郎次郎の作った、鯛のフライ、それもオリーブオイルで

揚げている。それを食べておなかをこわして寝付いたとあるけど

ホントかーーー。山岡荘八はこの本を18年かかって書いたとあるけど

なかなか面白かった。

私の中では潔い武将は、真田幸村かな。次は池波さんの真田太平記

でも引っ張り出してみるか。

時代ものを読んでいると、次は現代ものって切り替えができない。

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2006年2月15日 (水)

新刊 西遊記

この本を見つけた時は嬉しかった!

岩波文庫から全十巻 大作です。内閣文庫所蔵の

Saiyuuki  「李卓吾先生批評西遊記」の全訳で、三巻目までは小野忍

  先生が訳され、その後中野美代子氏が継承され訳して

  います。作は呉承恩。こちらも随所に挿絵があり

 面白いです。内容はご存知、お経を求めて西天に赴く

三蔵法師と一番弟子孫悟空、猪悟能、沙悟浄の物語ですが、何とも痛快!

悟空の活躍はもちろん、途中三蔵法師と八戒が水を飲んで妊娠して

しまったり、本の中で八戒が作者(訳者)から「このあほんだら」とか

「おたんこなす」とか言われていることも面白い。

私が好きなのは第6巻の57話。

56話で三蔵に襲いかかる山賊を悟空が殺してしまい、三蔵に怒られ追放されて

しまうの。可哀相な悟空!行く場所もなくなった悟空は観音菩薩の元に。

平伏するやわーわー泣いてしまう悟空。すると、観音様「悟空、なにか悲しい

ことがあるのなら、泣かないで、つつみ隠さず話してごらん。

わたしがそなたの苦しみを救い、災いを消してあげよう。」何と慈悲深いお言葉。

そしてさらに物語は混沌としていくのですが。おすすめです。

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西遊記

父の形見となってしまった。西遊記。

         saiyuuki2 これは平凡社版完訳四大奇書というもので全二巻。

 呉承恩作で、ちょっと小難しいけど面白いです。

 私が小学校の時からあるので、ものすごく古いです。

 装丁もボロボロとなってしまった。

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